PR動画はどう作る?初心者でもわかる制作の流れを完全解説

PR動画を作りたいが「何から始めればいいのか」「撮影って何をするのか」など、制作の流れがわからず不安になる企業は多くあります。特に初めて外注する場合、工程を理解していないと撮影が長引いたり、完成イメージにズレが出ることがあります。

本記事では、映像制作会社アンドオンが、PR動画の制作の流れを“実際の現場そのまま”の順番でわかりやすく解説します。初めての担当者でも、この記事を読めば、撮影や編集のポイントが把握でき、プロジェクトをスムーズに進められるようになります。


PR動画の制作の全体像(7ステップ)

PR動画は以下の 7つのステップ で進行します。

  1. ヒアリング(目的の確認)/ お打ち合わせ
  2. 企画・構成案の作成/ 撮影台本の作成
  3. ロケハン(ロケーションハンティング)
  4. 撮影(現場収録)/ いわゆる「ロケ」
  5. 編集(テロップ・構成調整)/ナレーション原稿作成
  6. 音の編集(整音・音付・ナレーション収録)
  7. 確認・修正 → データ変換 納品

この7ステップを理解すると、制作全体が見通せるようになります。


Step1:ヒアリング|動画の方向性を決める最重要工程

● 何を話すのか

  • 動画の目的(認知/採用/営業資料など)
  • ターゲット(お客様/求職者など)
  • どこで使うか(展示会、Web、SNS)
  • “伝えたい3つのメッセージ”

● ゴール設定が曖昧だと撮影がブレる

PR動画の成功は、構成よりも 「目的の明確化」 が鍵です。ここで方向性が固まらないと、後半で必ず修正が増えます。


Step2:企画・構成案(台本)の作成|8割がここで決まる

● 構成案とは?

  • 動画の流れ
  • どの場面を撮影するか
  • インタビュー質問
  • 必要カット一覧(ショットリスト)

● 構成案の完成=動画の成功

撮影前に完成イメージを固めることで、撮影がスムーズになり、編集も迷いません。

アンドオンでは、番組制作で使う“番組型構成案”を応用しているため、初めての企業でもイメージ共有が簡単です。

Step3:ロケハン|現場を実際に見て確認

● ロケハンの主なパート

  • 撮影箇所
  • 撮影箇所までの動線
  • 音声収録への確認
  • 移動の確認
  • 駐車場など撮影に付加的な事柄の確認

● ロケハンをしっかりすることで、撮影がスムーズに

アンドオンはテレビ番組収録で培ったその段取り力がクライアントに評価されています。


Step4:撮影|現場で何が行われているのか

● PR動画撮影の主なパート

  • 代表インタビュー
  • 社員インタビュー
  • 仕事の様子・作業工程
  • 社内・オフィス・工場の雰囲気
  • 商品・サービスの利用シーン

● 撮影のポイント

  • 片付けは撮影の前日までに終える
  • 明るい場所を選ぶ
  • インタビューは“2本のライト”で印象が変わる
  • 動きのあるカットを入れると動画の質が上がる

● アンドオンの強み

放送番組制作で鍛えた現場対応により、撮影対象者が緊張しないよう進行できます。


Step5:編集|印象を決める“仕上げ作業”

● 編集で行う主な作業

  • カット編集(使う映像の選別)
  • テロップデザイン
  • カラー調整(色味の統一)
  • 図解・テロップで“理解しやすさ”を補強

● 編集の良し悪しが世界観を左右

同じ素材でも、テンポ・色味で印象は大きく変わります。

アンドオンは番組基準の「テレビ品質以上」を標準としています。

Step6:音の編集|映像に命を吹き込む

● 音の編集で行う主な作業

  • 編集が終わった映像の整音
  • 楽曲の選曲→音付
  • ナレーション収録
  • 音のミキシング

● 外部スタッフと共同作業で行うことが多いパート

どこの誰と組むのか?どのナレーターさんにお願いするのか?

アンドオンはあらゆるプロフェッショナル集団とともに映像作成を行います。


Step7:初稿確認 → 修正 → 納品

● 初稿のチェックポイント

  • メッセージは伝わっているか
  • 不要な箇所はないか
  • 長さ(尺)は適切か
  • 誤字・社名表記
  • 社内の雰囲気が正しく出ているか

● 修正回数

通常は 2回まで を目安に調整します。

● 納品形式

  • MP4(Web用)
  • MOV(高画質データ)
  • 展示会向けの無音版

PR動画制作を成功させる5つのポイント

  • 伝える内容は3つまで(盛り込みすぎは逆効果)
  • 撮影日を“半日だけ”にしない
  • インタビューは代表+社員1名が基本
  • 撮影場所を整えると印象が良い
  • 社内の“雰囲気”が伝わるカットを入れる

よくある質問(FAQ)

Q1. 撮影にどれくらい時間がかかる?

A. 一般的には 4〜6時間(1日) が多いです。

Q2. 撮影に出る人は事前練習が必要?

A. 不要です。質問はその場でこちらが誘導します。

Q3. 事前に用意するものは?

A. 社内整頓、ロゴデータ、紹介したい製品・写真などです。


まとめ

PR動画は、ヒアリング→構成→撮影→編集→納品の7ステップで制作されます。事前の準備と構成案の精度が高いほどクオリティが上がり、初めての企業でも安心して進行できます。


お問い合わせ

アンドオンでは、PR動画・企業紹介動画・クラフトビール関連映像など、目的に合わせた構成・撮影・編集をワンストップでサポートしています。初めて動画制作を行う企業にもわかりやすく進行いたします。

お問い合わせはこちら > contact_andon@andon.tv

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